仕事でのコミュニケーションの目的が明確に!
ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法
本間浩輔著書を読んで
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①読んだきっかけ
マネジメント職につき、個別の状況把握と方向性を整えるために1on1は実施していた。
1on1のやり方が定まっておらず、何か参考になるものはないかと探している中で本屋にて発見。
②要約
ヤフーで実施されている1on1の方法について記載された1冊。
漫画を交えながらイメージが付きやすい構成になっている。
インタビューも交えた対談・コラムも掲載されている。
重要ポイント
①前提として1on1は部下のためにある。
部下に考えさせることが重要で上司のの意見や考えを主張する場ではない。
*次の行動(答え)を先に示してはならない。
(例)「今日は何を話そうか」
→初めに聞いて、部下がテーマを決める。
(例)「もう少し詳しく話をしてください」
→上司が知る為ではなく、部下の内省を始めるきっかけを作るもの。
②コミュニケーションとは「自分の意図が相手に伝わって、相手が意図に沿って動いてくれること」
コミュニケーションは頻度であり、月1時間より毎週15分ずつ話したほうがいい。
→話しやすい雰囲気を作り、自分から話せるようになる信頼関係があってこそ1on1は成り立つ。 →そうして、部下が内省して経験学習が生まれていく。
③感想
1on1では進捗確認と伝えたいことをこちらが話すことばかりしていた。
部下の育成という目線が無いことに気付かされた。
④こんな人におすすめ
・部下を持つマネージャー
・コミュニケーションの取り方のバリエーションを増やしたい人
・OJTなどの教育・指導する立場にある人
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