マッキンゼー出身×科学者×ヤフーCOO室室長
問題解決の本質を説くスペシャリストによる名作
イシューからはじめよ/安宅和人著書
①読んだきっかけ
本屋でよく見かけていた本で、
MBA取得した知人も推薦していた本だったこともあり読んでみることに。
②要役
マッキンゼー出身の戦略コンサルタント。
現在は慶應義塾大学教授。データサイエンスや思考法に精通し、問題解決の本質を研究・発信している。企業と教育の両面で活躍されている方の問題解決メソッド。
バリューのある仕事をするには
解の質を上げるだけでなく、イシュー度を高くすることが重要である。
一心不乱に大量の仕事をすることでバリューを上げる(犬の道)は無駄で、
イシュー(この問題に答えを出す必要性の高さ)を上げていくことがマスト。
1.イシュードリブン
①よいイシューは下記3点が必要
・本質的な選択肢である(カギとなる質問)
・深い仮説がある
(常識を否定するor共通性の発見、関係性の発見、グルーピングの発見、ルールの発見から新しい構造で説明する)
・答えを出せるもの
②イシュー特定のための情報収集
・1次情報に触れる(感覚値になってもOK)
・基本情報をスキャン(数字・問題意識・フレームワーク)
・情報を集めすぎない、知りすぎない
*それでもイシューが見つからない時
・変数を削る
・視覚化する
・最終形態からたどる
・so whatを繰り返す
・極端な事例を考える
2.仮説ドリブン
①イシューを分解する
イシューは大きな問いのため、答えの出せる小さな問いに分解する。(サブイシュー化)
*ダブりもなく漏れもなく、意味のある固まりで分解する(MECE)
・what/where/howで分解
・逆算してみる
・3C分析などのフレームワークを用いる(全てに有効なわけではない)
②仮説を立てる
サブイシューごとにイシュー同様に仮説を立てる
③ストーリーラインを組み立てる
組み立て型は2パターン
・whyの並び立て(ダブりなく漏れなく要素を選ぶ)
・空(課題の確認)/雨(課題の深掘り)/傘(結論)で最終的に言いたいことを支える
④絵コンテを作る
軸を整理してイメージを具体化する
3.アウトプットドリブン
実践フェーズになった際の注意点
・前提を見失わない
・答えありきの実践にならない
・トラブル対策をしておく
→出ない数字は推定する。
→わからないことは人に聞く
・軽快に答えを出し、回転数を上げていく
4.メッセージドリブン
導き出したイシューを発表する際のポイント
*特にプレゼン資料用
・ストーリーラインの磨き込み
・チャートの磨き込み
→1チャート1メッセージで軸をフェアに明確に
→軸の切り口や表の見せ方も意識する
③感想
本質を見ろと仕事でよく言われていたが、
いまいちピンと来ていなかった自分には非常に刺さった1冊。
本での理解であったが、講義で受けてみたら更に理解が深まりそうと思った。
与えられた議題に対して、真正面から取り組むのではなく
一度立ち止まりイシューを見極めることから始まれば
現場レベルでも少しずつ変化を生み出せると考えさせられた。
④こんな人におすすめ
• 仕事で考える時間が長い人
• 企画・提案・資料作成をする人
• 頑張っているのに評価されにくい人
• 成長スピードを上げたい20代後半〜30代前半の人
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