DX化って?働き方改革って?に対する考えが身に付く1冊

ビジネス書

SaaS領域で活躍される方達の内容が盛りだくさん!

SaaS時代のDX/鈴木浩之足立光長谷川秀樹大久保光伸著書

①読むきっかけ

SaaS業界における知識を身に付けたいと考え、ネット検索していたところおすすめに出てくることが多く購読。

②要役

2部8章構成。

1章

DX化された世の中について小説で描かれる。ストーリー性なこともあり、簡単にDX化/働き方改革のイメージを掴むことができる。

2章

コープさっぽろCIOによる、DXによる生産性を上げるための社内フローについて記載。

3章

ファミリーマートCMOの足立氏による、人生100年時代の働き方について記載。

60歳を過ぎても働き続けるために必要な、「自己責任」「複業」「アップデートし続けて生涯現役」について記載されている。特にアップデート面では世代間で情報収集の手段が変わっており、多角面でのインプットの必要性についても記載。

4章

デジタル庁ソリューションアーキテクトの大久保氏による日本がDX化していくために必要なことが記載。デジタル化において世界から遅れをとっている日本の状況について/個人がスキルの軸を持った働き方をすることで日本全体の改革につながることについて記載されている。

5章

workatoがどのように業務を変化させていくのかについて記載されている。API連携の重要性、現場手動で進めることで新たな価値創造が出来るようになる。

6章

DeNAのDX化・SaaS活用術について。

DeNAはITの力で社内変化も大きく進めており、在宅勤務率の向上・ペーパーレスに向けた仕組みの醸成について書かれている。

7章

DXコンサルから見た働き方改革について。

アジャイル開発によって「まずやってみる」スピード感を持って進めていくこと。効率化していくことについて記載。

8章

workatoのビジョンについて。

日本は世界と比べDX化に遅れをとっているが、巻き返すことは可能である。そのためにもSaaS商材を導入して少しずつ変化させていく必要がある/優秀な人材にはどんどん権限譲渡していくといった対応が求められる。

③感想

日本はSIer任せの状況になっており、現場主導での開発が進められていない状況。現場手動で行っていくことで、新しい価値創造が発生して新しい変化へとつながっていく。エンジニア領域以外の人たちも参加していくことでDX化・働き方改革は進めていくことについて認識することができた1冊。

④おすすめできる人

IT領域に興味のある人

SaaS商材に携わりたい人

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